7月17日(日)午後1時より第3回キリンっこ講演会が
おぼと3階の会議室で開催されました。
講師は、静岡県立静岡北特別支援学校
鈴木美枝子先生(臨床発達心理士・学校心理士)です。
講演会の題目は
「障がいのある子どもたちとの出会いから学んだこと」
最初に司会進行役の那須さんによる手遊びでリラックス~

講演は、まずTEACCH(ティーチ)プログラムの話から入りました。
TEACCHプログラムとは、アメリカのエリック・ショプラーさんという方が作った
”自閉症および関連領域のコミュニケーションに
障害を持つ子どもたちの治療と教育”
というものだそうです。
TEACCHプログラムの理念や目標などのお話の後、具体的にどのような
環境作りをしているか、活動のやり方、物事の進め方をどういやっているかを
写真を交えながら説明してくれました。

後半では、発達障害についての考え方、特徴、対処の仕方、課題等
様々な内容を具体的な資料と共にお話してくれました。
最後には事前に親から取った質問に答えてくれました。
また、質問内容の参考になる書籍の紹介もありました。
鈴木先生は、とても気さくな雰囲気でこちらもリラックスしてお話が聞けました。
講演内容は非常に具体的で、実際にどうすればよいかという事例がたくさん
出てきました。
講演会に参加した方々の多くが参考になったのではないでしょうか。
鈴木先生、ありがとうございました

<記事:藤原>