こんにちは!
この「団体訪問!」にあたり、
クローバー会長である津田さんに見学をお願いしたところ、
お忙しいのにとても丁寧に案内、
そして説明をしていただきました。
津田さんの口から次々に出て来ることばにふさわしいのは
『情熱』の一語に尽きると私は感じました。

「支援の必要な人が地域で生きていくために、連携していかなければ」
と、熱く語る 津田さん。
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【今後、クローバーがどのようになって欲しいですか】
・今後も地域の必要に応じて事業を整備していきたい。
・本人重視で、親の気持ちを忘れずに運営できる組織であるようにしたい。
・人材をどう確保し、育てていくかがとても大切であり力をいれてきた。
・現在は50 名の職員体制だが、今後さらに増員が必要となる。
利用者の方を理解する力、必要な支援をする力、
地域の人々や組織と連携する力、
そして安定した経営をしていく力を大切にし、
人材の育成と確保をしていきたい。
・ワークセンターの工賃向上と仕事を安定確保するため、自主事業についてもさらに開発し育てていきたい。
【この活動を始めて 、良かったことは何ですか】
・ 一つずつ その場の必要に応じて 目標を立てて、実現させた時。
・ 自分は あきらめてはいけない、
一個ずつ終わらせる、という気持ちでやってきた。

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津田さんはご自身の娘さんとの関わりの中で色々勉強し、
“無いのなら自分たちで作ろう”と、始められました。
そして次には
“自分の子だけではなく、みんなで地域のことを考えなければ。”
そこで また別の特性を持つ子に出会ったなら
“その子を理解できるよう、勉強して必要な支援を提供する”
そうやってクローバーは間口を広げて来ました。
お子さんの発達に不安を持っている方が情報を求めているなら
「連絡をしてみてください。ご見学、ご説明をさせていただきます」
と、言うのが この取材最後の 津田さんの言葉でした。
地域に、そう言ってくれる場所があるだけでとても心強いですね。
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一言で表現できることではありませんが、
津田さんをこれまで、そしてこれからも動かし続けるエネルギーは
「使命感」と「達成感」の両輪だと感じました。
どうも ありがとうございました。
【訪問日:2013 年5 月28 日】